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Occulusion and demintia

咬み合わせと認知症


健康長寿の鍵となる歯科医療

【認知症800万人時代】ともいわれる現代の日本ですが、特に最近メディアで【認知症】という単語を目にする機会が増してきました。

2012年に出された厚生労働省の発表では、日本には認知症の方が約440万人、認知症の前段階といわれる軽度認知障害の方が380万人いるとされています。
このような状況の中、地域を支える医療のなかでも歯科医療が果たす役割に注目が集まっています。

認知症予防と歯科の関係

認知症の年間発症率は75歳を超えると急に高まり、有病率や罹患率は加齢とともに著しく上昇するため、加齢は最大のリスクファクタ-といえます。
中でも最も発現頻度が高いのはAD(アルツハイマ-型認知症)で、認知症全体の40~60%を占めます。
ADは脳内で異常タンパク質であるアミロイドベ-タが沈着・蓄積し、これによる神経細胞の喪失により発症します。

では、なぜ認知症予防と歯科との関連性が注目されるようになってきたかというと、これまでの数々の研究によって「咬み合わせの良し悪しや、歯の残存本数」がADの予防や進行を抑えられる可能性がある事がわかってきたからです。

奥歯の咀嚼機能の向上で認知症予防!?

いくつか紹介してみますと、あるラットを使った実験では、奥歯を削って咬み合わせを悪くしたラットと、正常なラットの脳の海馬(記憶を司るところ)のアミロイドベ-タの蓄積量を比較すると、咬み合わせが悪いラット群はアミロイドベ-タ量が2~2.5倍多かったそうです。

また、ある実験ではラットの奥歯を抜いた結果、脳(海馬のアセチルコリン濃度が下がりました。

アセチルコリンというのは神経伝達物質の一つで、AD患者では、この濃度が低下し、記憶の状態が悪くなっていることが分かっています。
つまり、これらの実験から、わかってきたことは、歯科治療によって奥歯での咀嚼機能を向上させたり、あるいは何らかの特効薬でアミロイドベ-タタンパクを排除することができれば認知症予防も可能かもしれないということです。

歯科医療におけるいわゆるむし歯治療、歯周病治療、入れ歯・インプラント治療などは、「食」と「会話」という口が持つ2つの機能を維持していくための手段にすぎません。

患者さん方には生涯1日でも長く、人とコミニュケ-ションを楽しみながら咬んで食べられる幸せを続けて頂きたいですし、健康の維持、ひいては認知症の予防や発症を遅らせる事につながれば幸いです。